乗    鞍   安曇野風だより 乗鞍の地層雷鳥の住む美しい山 乗鞍   
 
善五郎の滝 

  滝口の標高1525m 落差21.5m、幅8m、       

幅いっぱいに水が落ちる見ごたえのある滝です。 

滝は、乗鞍岳を背にして東向きに位置しているので

  天候に恵まれれば、朝日に輝く虹を見ることが出来ます。

 また 四季を通じて人気のある滝で、春の新緑、

 緑濃い木々の中で、水しぶきを浴びる夏、そして 燃える

ような紅葉をバックにして流れ落ちる秋、また 雪道を

分け入る、厳冬期の迫力ある氷瀑とな滝など・・。

  
 2013年 善五郎の滝
2013年10月  撮影
2014年08月
2014年 善五郎の滝 
乗鞍の地層 Ⅰ

 乗鞍地区の小大野川にかかる鈴蘭橋の下流約250mに
 位置する滝で、番所大滝と同様に、小大野川が乗鞍火山の
「番所溶岩」を浸食して造られました。            
また 滝口は、自然の浸食により少しずづ後退     
しているとも言われております。                
参考に 2013年と、およそ 10年後の 2021年の
善五郎の滝の様子を掲載して見ました。後ろに
下がっていると変化は、確認出来ますでしょうか?。 

2019年08月
2019年 善五郎の滝 
2021年10月2021年 善五郎の滝 
乗鞍の地層 Ⅱ 
番所大滝              
 

番所大滝

乗鞍を流れる小大野川にかかる馬洗橋の下流約450mに

位置する「番所大滝」は、標高 1248m、落差約40m、   

幅 約11mで
、小大野川が溶岩の先端をけずって出来た滝です。    

  番所大滝は、豊富な水量があり、豪快に水しぶきを上げながら     

流れ落ちている姿は実に勇壮です
。      

 ☆ 乗鞍三滝      
                       
  三本滝(標高 1840m) 善五郎の滝(標高 1525m)      
   
番所大滝(1248m)を、乗鞍三滝と呼ばれ親しまれています。
                       
      
 板状節理での流れ

 番所溶岩は、乗鞍火山の「剣ヶ峰」付近から噴出したもので、

 流れ出た溶岩流の下流部は、この一帯にあった深い谷を埋め、

  広大な溶岩台地を形成し、この溶岩大地の在るのが乗鞍高原

   です。この溶岩は、番所大滝付近では、一枚の溶岩となり

層厚は。約60mに達し、顕著な板状節理が発達しています。


番所大滝 
番所大滝